平成28年 3月 定例会(第1回)八千代市告示第27号 平成28年八千代市議会第1回定例会を次のとおり招集する。 平成28年2月16日
八千代市長 秋葉就一1 期日 平成28年2月23日2 場所
八千代市議会議事堂平成28年3月
八千代市議会会議録 第1回
定例会 ---------------------------------議席順議員氏名 平成28年3月22日現在(28名) 伊原 忠 三田 登 高山敏朗 小澤宏司 松崎寛文 橋本 淳 河野慎一 末永 隆 立川清英 大塚裕介 堀口明子 原 弘志 山口 勇 奥山 智 塚本路明 木下映実
正田富美恵 林 隆文 嵐 芳隆 植田 進 菅野文男 成田忠志 西村幸吉 林 利彦 緑川利行 横山博美
江野沢隆之 伊東幹雄平成28年3月
八千代市議会会議録 第1号第1回
定例会 ---------------------------------出席議員(28名) 議長 嵐 芳隆 副議長
正田富美恵 議員 伊原 忠 三田 登 高山敏朗 小澤宏司 松崎寛文 橋本 淳 河野慎一 末永 隆 立川清英 大塚裕介 堀口明子 原 弘志 山口 勇 奥山 智 塚本路明 木下映実 林 隆文 植田 進 菅野文男 成田忠志 西村幸吉 林 利彦 緑川利行 横山博美
江野沢隆之 伊東幹雄
---------------------------------出席事務局職員 事務局長 黒澤清美 議事課長 中澤信子
議事課主査 平田武樹 主任主事 園田真実 主事 宮内 真 主事 菅田智一 主事 佐藤孝洋
---------------------------------出席議事説明員 市長 秋葉就一 教育長 加賀谷 孝
事業管理者 相馬清彦
総務企画部長 皆見隆明 財務部長
安斉喜久夫 健康福祉部長 中台章記
子ども部長 坂巻祐一 生涯学習部長
櫻井美恵子 安全環境部長 天川一夫
都市整備部長 荒木健一
産業活力部長 五十嵐照雄 会計管理者 渡邊一正 消防長 椎名次夫
選挙管理委員会事務局長 鹿野泰司
監査委員事務局長 頭司孝弘
農業委員会事務局長 土生光浩
--------------------------------- 議事日程議事日程第1号 平成28年2月23日午前10時開議第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議案上程・
市長提案理由説明(議案第1号から議案第26号及び諮問第1号)第4 休会の
件 ---------------------------------
△開会 平成28年2月23日午前10時2分開会
○
嵐芳隆議長 おはようございます。 ただいまの出席議員は28名であります。議員定数の半数に達しておりますので、本日をもって招集されました平成28年八千代市議会第1回定例会は成立しました。 ただいまから開会します。 これより会議を開きます。
---------------------------------
△議長の報告
○
嵐芳隆議長 日程に入る前に、諸般の報告をします。 市長から、昨年12月定例会において採択し、執行部に送付しました請願の処理の経過及び結果について、及び
地方自治法第180条の規定に基づく専決処分の報告がありました。 お手元に配付したとおりであります。
○
嵐芳隆議長 次に、監査委員から、
地方自治法第199条の規定に基づく定期監査結果報告、及び
例月出納検査結果報告がありました。 お手元に配付したとおりであります。
○
嵐芳隆議長 次に、
地方自治法第121条の規定による出席要求に対する
議事説明員については、お手元に配付したとおりであります。
○
嵐芳隆議長 以上で諸般の報告を終わります。
---------------------------------
△
会議録署名議員の指名
○
嵐芳隆議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員に、 林 隆文議員 植田 進議員を指名します。
---------------------------------
△会期の決定
○
嵐芳隆議長 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。
今期定例会の会期を本日から3月22日までの29日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
嵐芳隆議長 御異議なしと認めます。 したがって、会期は29日間と決定しました。
---------------------------------
△議長の報告
○
嵐芳隆議長 次に、市長から議案の送付があり、これを受理したので報告します。
提案理由の説明要旨及び
議案関係資料を添えてあります。
---------------------------------
△議案上程・
市長提案理由説明
○
嵐芳隆議長 日程第3、議案第1号から議案第26号及び諮問第1号を一括議題とします。 市長に
提案理由の説明を求めます。
秋葉就一市長。 (
秋葉就一市長登壇)
◎
秋葉就一市長 皆様、おはようございます。 本日ここに、平成28年八千代市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、公私ともに御多用の中、御参集をいただきまして、御審議をいただきますことに厚く御礼を申し上げます。 初めに、平成28年度予算案を初め、諸議案の御審議をお願いするに先立ちまして、
市政運営に関する所信の一端を述べさせていただき、引き続き平成28年度
予算編成と規模、重点施策の概要、各議案の
提案理由などにつきまして説明を申し上げます。 我が国では、平成20年から
人口減少時代に突入し、地域の維持や
人口減少の克服という課題に直面しております。 政府では、
人口減少と
地域経済縮小の悪循環というリスクの克服に向けた「まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」につきまして、平成26年の
合計特殊出生率が9年ぶりの低下となり、
年間出生数も過去最低となるなど、
人口減少の現状や東京一極集中の加速化などの
地方創生をめぐる現状認識を踏まえ、昨年末に改訂が行われました。
地方創生が「戦略策定」から「
事業推進」の段階に入っていく中で、引き続き
地方公共団体と一体となって、
地方創生の深化に取り組むものとしたところでございます。 こうした状況下において、本市では、昨年10月に人口が初めて19万5,000人を突破するなど、国全体の人口が減少する中にあっても、
大都市近郊の住宅都市として着実に発展してきており、第4次
総合計画前期基本計画策定時点の人口推計からは下回っているものの、最初の2年の
横ばい状態から3年連続の増加基調となったところでございます。 さて、第4次
総合計画前期基本計画の最終年度、「
財政リスク回避戦略2014キックオフ~持続可能な
市政運営のための
立て直し戦略(2か年
プログラム)~」の2年目でありました、本市の昨年の主な取り組みを顧みますと、4月に待望の
八千代台東小学校新校舎と同校敷地内の
八千代台東学童保育所がオープンしたほか、
ロタウイルス予防注射への一部助成、6月には「らくらく☆かんたん
予防接種ナビ」という
モバイルサービスを開始、10月には児童の
ショートステイ事業も開始し、11月には
八千代中学校新校舎がオープン、最終年度に該当していた
小中学校校舎の
耐震改修工事を行うなど、私が
マニフェストにも掲げました
子育て支援・教育の充実に重点的に取り組んでまいりました。 また、第4次
総合計画前期基本計画の
リーディングプロジェクトの一つである「新川を中心とした快適空間の創造」の主な事業では、
中央図書館・
市民ギャラリーが7月にオープンし、県内2番目の数を誇る閲覧席や、県内初の
図書館利用者向けショート託児サービス、中・高生が気軽に集える時間帯もある研修・会議室など多くの方々にオープン以来御利用いただいております。 また、先ほど申し上げました
小中学校校舎・
屋内運動場等の学校施設の耐震化につきましては、当初の
耐震改修計画を1年前倒しして実施してまいりましたが、先ほど申し上げました
八千代中学校校舎以外に
勝田台小学校校舎などの
耐震改修の実施により本年3月末までに完了となるところとなっております。 また、先ほど申し上げました2カ年
プログラムの「
財政リスク回避戦略」の工程表に位置づけておりました「
公共施設等総合管理計画」は昨年7月に策定をし、同計画に基づき、
公共施設等の効率的な
施設管理及び有効活用を図り、未来を見据えた最適な
公共サービスの提供を目指します。 このような市民の安心・安全に配慮した事業に加え、
子育て支援策の充実など
市長マニフェストの実現に向け取り組んでまいりましたが、昨年行いました「
市民意識調査」の結果では、本市への愛着がある方は75.4%に達し、また、住み続けたいとの意向をお持ちの方も79.8%に上っているなど、いずれも比較的高い値を維持しております。 「八千代市
人口ビジョン」の策定に当たって実施いたしました将来人口推計におきましては、本市の人口は今後10年ほど増加するものと見込まれておりまして、20万人を突破するものと想定しております。 その一方で、
生産年齢人口の減少などによる人口構成の変化が確実に進んでおり、また、
人口減少に転じた後には、高齢化の加速が見込まれているところであります。 この後、
予算編成と規模等について申し上げますが、その前に一言だけ、昨年の5月に亡くなられました政治学者の
松下圭一先生が1999年に出版をされました「自治体は変わるか」という岩波新書の一部を引用させていただきます。 「国のナショナル・ミニマム、国際機構のインターナショナル・ミニマムと緊張関係を持つ、自治体の個性ある、質の豊かな
市民政策公準つまりシビル・ミニマムの再確認が、今日の財政緊迫・財務責任を前に、バラマキ・モノトリを越えた長・議会の課題として、改めて浮かび上がっています。」という記述が、
松下圭一先生の「自治体は変わるか」という、今から17年ほど前の書物に記載がございました。こちらの内容を改めてかみしめるとともに、本市の
市政運営に引き続き取り組んでまいる次第でございます。 次に、平成28年度
予算編成と規模について申し上げます。 まず、
予算編成に際して、その背景となる国の経済・
財政状況について申し上げますと、現下の経済状況については、大胆な金融政策、機動的な
財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を三本の矢とする経済対策の推進等による各種政策の効果もあり、雇用・所得環境の改善傾向が続く中で緩やかに回復していくことが期待されております。 また、
地方財政に関しましては、昨年6月に策定された「
経済財政運営と改革の基本方針2015」において、地方の安定的な
財政運営に必要となる
一般財源総額については、平成30年度までは平成27年度の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされており、平成28年度の「
地方財政計画」におきましては、
一般財源総額が、平成27年度を約1,000億円上回る約61兆7,000億円を確保し、地方税、
地方譲与税等がリーマン・ショック以前の水準までに回復することに伴い、
地方交付税総額については前年度とほぼ同程度の約16兆7,000億円を確保しつつ、
赤字地方債である
臨時財政対策債については大幅に抑制され、平成27年度と比べて約7,000億円、16.3%減の約3兆8,000億円となっております。 このように国全体では回復基調ではありますが、本市におきましては、市税収入の増が見込まれるものの、扶助費や物件費等の
経常的経費は増加基調であり、
新川周辺地区都市再生整備計画期間中に発行した市債の償還が今後本格化してくるなど、公債費は高水準で続く見通しとなっていること、耐震化や大規模改修、建てかえをしなければならない施設も多数あることなどから、引き続き厳しい
財政環境が見込まれるため、財政規律に配慮した
財政運営、
予算編成が求められております。 このような
財政状況を踏まえ、平成28年度
予算編成に当たっては、「まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」及び平成28年度を初年度とする「第4次
総合計画後期基本計画」に掲げた地域経済の発展や活力ある地域社会の形成などに取り組む諸施策を効果的に推進するとともに、
財政リスク回避戦略の工程表に位置づけておりました、健全な
財政運営を計画的に推進するための新たな指針であります「八千代市
財政運営の
基本的計画」に基づき、政策、施策実施の必要性の高さや優先順位を熟慮した上で、「
総合計画の効果的な推進」、「
公共施設等総合管理計画の推進に基づく、
公共施設最適化の推進」、「
行財政改革の積極的な取組みの予算への反映」、「監査結果に基づく指摘・要望事項への迅速な対応」の4つの
基本的方針を掲げ、
予算編成を行ったところであります。 その経過においては、昨年6月に本市が策定をいたしました補助金の見直しについての新たな基準、また
行財政改革推進委員会からいただきました提言書なども考慮し、
予算編成を行ったところでございます。 その平成28年度当初予算案の概要を申し上げますと、歳入面では前年度当初予算と比較いたしますと、自主財源については、景気の回復や徴収率の向上に伴い、
市民税個人分、
市民税法人分、
固定資産税等の増により、市税全体としては大幅な増を見込み、依存財源につきましては、
消費税率引き上げによる
地方消費税交付金、
地方交付税のほか、
焼却炉施設基幹的設備改良事業、子ども・
子育て支援新制度、低
年金受給者への支援のための
臨時福祉給付金などによる
国庫支出金で増を見込み、また市債については、
小中学校校舎等の
耐震改修計画の終了などにより大幅な減となっており、「八千代市
財政運営の
基本的計画」の目標達成に向け、
元金償還額以下の発行予定といたしました。 なお、不足する財源につきましては、やむなく
臨時財政対策債の活用のほか、
財政調整基金繰入金により財源の確保を図りました。 一方、歳出面では、保育園及び
学童保育所の
待機児童対策、出産直後の母子に対しサポートを行う産後
ケア事業、保育園の耐震化、公民館の
耐震診断、
防災行政用無線デジタル化再整備に係る
実施設計、
東消防署建設基本設計、高
規格救急自動車更新、
京成大和田駅
バリアフリー化整備に対する補助、
公共施設老朽化への対応など、限られた財源の中、選択と集中により事業の優先度を図り、
市民ニーズに即した安全・安心、
子育て施策に配慮した事業を重点的に計上したところでございます。 その結果、平成28年度当初予算の規模は、
一般会計では559億9,000万円と、保育園及び
学童保育所の
待機児童対策、
臨時福祉給付金等給付事業、可燃ごみの
外部処理業務委託などにより扶助費・物件費で大幅な増となりましたが、
小中学校耐震改修計画の終了に伴う
普通建設事業費の大幅な減により、前年度当初予算と比較いたしますと8,082万4,000円、0.1%の減となっております。
特別会計につきましては、
保険給付費等の減に伴う
国民健康保険事業の大幅な減少により、4つの
特別会計の総額は351億6,400万3,000円、前年度比で2.8%の減となりました。
公営企業会計では、
水道事業会計と
公共下水道事業会計を合わせて114億4,143万2,000円、前年度比7.9%の減となっております。 また、
一般会計、
特別会計、
公営企業会計を合わせた市全体の予算規模は、前年度比2.0%減の1,025億9,543万5,000円となったところであります。 次に、平成28年度の重点施策の概要につきまして、第4次
総合計画の将来
都市像実現のための6つの柱に沿って主な事業を申し上げます。 初めに、「
健康福祉都市をめざして」では、保健に関する施策といたしまして、出産後、家族等から十分な家事・育児等の援助が受けられず、育児支援を特に要する家庭に対して、母子への心身のケアや育児の
サポート等を行い、産後の生活を支援するため、産後
ケア事業を新たに実施してまいります。 次に、医療に関する施策といたしまして、本市内において看護師等の業務に従事しようとする人に対する就学資金貸し付け、並びに本市の地域医療・救急医療の中核施設である
東京女子医科大学八千代医療センターの整備・運営等に対する
財政支援や、周産期・
小児医療運営事業の補助を引き続き行ってまいります。 次に、社会福祉に関する施策といたしまして、保育環境の整備として、
睦北保育園耐震改修工事、
米本南保育園耐震改修に係る
実施設計のほか、
待機児童対策として、新たに市が認可した7カ所の
小規模保育事業所に対し運営費の給付を行ってまいります。また、児童・生徒の医療費に対する助成を引き続き行ってまいります。 次に、「
教育文化都市をめざして」では、教育環境の整備として、
トイレ改修計画に基づく
八千代台西小学校の
校舎トイレ改修に係る
実施設計や、
東高津中学校及び
村上中学校の
屋内運動場の大
規模改造工事を実施してまいります。 次に、生涯学習・文化の施策といたしまして、大和田、阿蘇、高津、勝田台の公民館4館の
耐震診断を新たに実施してまいります。 次に、「
環境共生都市をめざして」では、環境との共生・保全に関する施策といたしまして、自然環境の保全・再生として、ほたるの里や谷津・里山の保全・整備を引き続き行ってまいります。 また、
資源循環型社会の形成に関する施策といたしまして、環境に配慮した適正なごみ処理の推進として、
焼却炉施設の計画的な整備を実施するため、
基幹的設備改良事業を引き続き実施してまいります。 次に、「
安心安全都市をめざして」では、
災害応急対策の充実として、
防災行政用無線固定系の
デジタル化再整備に係る
実施設計を新たに行ってまいります。 次に、消防体制の充実として、東消防署を移転し、庁舎を建設するための基本設計のほか、
高度救命資機材を搭載した高
規格救急自動車1台の整備を新たに実施してまいります。 次に、「
快適生活都市をめざして」では、総合交通に関する施策といたしまして、公共交通として、高齢者・障害者等の鉄道を利用した移動の円滑化を図るため、
京成電鉄株式会社が行う
京成大和田駅の
バリアフリー化設備の整備に対する補助を新たに行ってまいります。 また、
東葉高速鉄道株式会社の経営を支援するため、
東葉高速鉄道の支援に関する申し合わせに基づき、千葉県・船橋市・八千代市及び
東京地下鉄株式会社で増資を実施するほか、国及び自治体による利子補給や、
東葉高速鉄道が実施する
耐震対策事業に対し、国及び自治体が協調して補助を引き続き行ってまいります。 次に、道路につきまして、
都市計画道路の整備として、
都市計画道路3・4・1
号新木戸上高野原線、3・4・6
号八千代台花輪線、3・4・12
号八千代台南勝田台線、8・7・2
号西八千代向山線の建設等を引き続き推進してまいります。 また、一般市道の整備として、市民生活における利便性及び安全性の向上を図るとともに、生活空間として親しみやすい道路環境を創設するため、市道の整備を行うほか、市道及び橋梁等の
道路構造物維持のため補修工事を実施し、通行の安全確保に引き続き努めてまいります。 次に、公園・緑地に関する施策といたしまして、緑化の推進として、平成15年3月に策定された緑の
基本計画について現況調査を行うとともに、策定後に改正された法令や市の
都市マスタープラン等との整合を図るため、緑の
基本計画の見直しを新たに行ってまいります。 次に、
市街地整備に関する施策といたしまして、
土地区画整理事業の推進として、
西八千代北部特定土地区画整理事業に対する事業費の一部負担を引き続き行うほか、
土地区画整理事業の換地処分に伴う
町名地番整理による住所変更に関する手続を新たに行ってまいります。 そのほか、住宅に関する施策といたしまして、良好な民間住宅の建設・改善誘導として、民間住宅の耐震化を推進するため、木造住宅の
耐震診断及び
耐震改修工事について費用の助成を引き続き行ってまいります。 次に、「
産業活力都市をめざして」では、農業に関する施策といたしまして、桑橋、寺台、高本地区において、
農業生産基盤の整備と利活用として、水田再
基盤整備事業の実施に向けた調査・設計等に対し、引き続き補助を行ってまいります。 また、都市と農村との交流を通じ、農業への理解を深めることで農業振興を図るため、ふれあいの農業の郷の
運営管理を引き続き行ってまいります。 次に、商工業に関する施策といたしまして、中小企業の資金調達の円滑化を図り、負担を軽減するため、利子補給を引き続き実施してまいります。 次に、観光に関する施策といたしまして、祭りへの支援として、
八千代ふるさと親子祭のほか、八千代どーんと祭並びに
源右衛門祭に対し、引き続き支援してまいります。 最後に、「計画の推進のために」では、平成29年1月1日に市制施行50周年を迎えますため、この大きな節目を全ての市民の皆様とお祝いするとともに、これまで先人たちが築いてこられた歴史を振り返ることで、本市の魅力を再認識・再発見し、活気あふれる本市の将来像を描くべく、記念式典や
市民企画提案事業補助などの記念事業を展開してまいります。 また、「まち・ひと・し
ごと創生総合戦略」の効果をはかるため、
市民満足度調査及び
外部有識者による検証を新たに行ってまいります。 そのほか、市が保有する
公共施設に関し、総合的な視点による企画・管理及び活用等を行うため、
公共施設マネジメント事業を引き続き進めてまいります。 次に、今定例会に提案申し上げます諸案件について御説明を申し上げます。 案件といたしましては、条例の制定案2件、条例の一部改正案11件、平成27年度
補正予算案5件、平成28年度予算案7件、
利益積立金の
目的外使用案1件、諮問1件の都合27案件でございます。 以下、その内容につきまして、順を追って説明申し上げます。 初めに、議案第1
号八千代市職員の
退職管理に関する条例の制定につきましては、
地方公務員法の一部改正に伴い、職員の
退職管理に関し必要な事項を定めるため、条例を制定いたしたいとするものでございます。 次に、議案第2
号八千代市
消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定につきましては、
消費者安全法の一部改正に伴い、
消費生活センターの組織及び運営等に関する事項を定めるため、条例を制定いたしたいとするものでございます。 次に、議案第3
号八千代市職員の休日及び休暇に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、
地方公務員法の一部改正に伴い、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第4
号八千代市特別職の職員の給与,旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、一部の特別職職員の日当を廃止するため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第5
号八千代市一般職員の給料の臨時特例に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間における一般職員の給料の特例を定めるため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第6
号八千代市一般職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、一般職員の日当の額を改定する等のため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第7
号八千代市税条例及び八千代市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法の一部改正に伴い、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第8
号八千代市手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、長期優良住宅建築等計画認定申請手数料等の額を改定する等のため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第9
号八千代市建築審査会条例の一部を改正する条例の制定につきましては、建築基準法の一部改正に伴い、建築審査会の委員の任期に関し必要な事項を定めるため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第10
号八千代市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、八千代市印旛沼流域関連公共下水道事業計画の変更により、公共下水道事業の排水人口を変更する等のため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第11
号八千代市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、介護予防・日常生活支援総合事業を行う日を変更する等のため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第12
号八千代市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例及び八千代市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、指定認知症対応型通所介護事業者に対し運営推進会議の設置を義務づける等のため、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、議案第13
号八千代市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましては、対象火気設備等の位置・構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、条例を改正いたしたいとするものでございます。 次に、平成27年度補正予算について説明申し上げます。 議案第14号平成27年度八千代市
一般会計補正予算(第4号)につきましては、第1条歳入歳出予算の補正において、1億6,145万9,000円を減額し、総額を570億1,280万2,000円とするものでございます。 補正理由といたしましては、収入見込み額及び事業費の確定等に伴う調整並びに財政基盤の強化に向け所要額の補正を行うものでございます。 まず、歳入の主な内容につきましては、第1款市税では、市民税個人現年課税分、法人現年課税分、固定資産税現年課税分等で3億7,774万8,000円の増額。 第6款
地方消費税交付金で4億6,000万円の増額。 第13款分担金及び負担金では、
西八千代北部特定土地区画整理事業負担金で7,590万円の減額。 第14款使用料及び手数料では、都市公園使用料で980万円の減額。 第15款
国庫支出金では、国民健康保険・保険基盤安定負担金等の増額、社会資本整備総合交付金の減額で、合わせて1,609万7,000円の増額。 第16款県支出金では、国民健康保険・保険基盤安定負担金等で6,723万9,000円の増額。 第19款繰入金では、
財政調整基金繰入金で8億7,844万3,000円、全額を減額。 第22款市債では、3・4・1号線及び3・4・12号線建設事業債等で1億1,840万円の減額をするものでございます。 次に、歳出の主な内容につきましては、第2款総務費では、土地開発基金で取得した用地の買い戻しに係る放置自転車等対策事業、通知カード・個人番号カード関連事務に係る住民基本台帳ネットワーク事業の増額等で1億4,642万6,000円の増額。 第3款民生費では、
国民健康保険事業特別会計繰出金及び障害者援護事業等で1億8,443万3,000円の増額。 第4款衛生費では、
焼却炉施設管理事業等の減額で1億3,912万4,000円の減額。 第8款土木費では、街路建設事業の減額及び土地開発基金で取得した用地の買い戻しに係る道路改良事業、緑地保全事業の増額などで、合わせて2億947万7,000円の減額。 第10款教育費では、小・中学校施設整備事業の減額等で4億1,832万8,000円の減額。 第12款諸支出金では、財政調整基金積立金及び市債管理基金積立金で2億7,461万1,000円の増額をするものでございます。 第2条継続費の補正におきましては、小学校施設整備事業(
勝田台小学校校舎地震補強等事業)について事業費総額、年割額の変更をするものでございます。 第3条繰越明許費におきましては、
市街地整備推進事業及び街路建設事業の追加をするものでございます。 第4条地方債の補正におきましては、
焼却炉施設整備事業債ほか2件の限度額の変更をするものでございます。 次に、議案第15号平成27年度八千代市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、第1条歳入歳出予算の補正において、歳入歳出それぞれ12億2,439万7,000円を減額し、総額を222億3,516万円とするものでございます。 主な内容といたしましては、歳入において、第1款国民健康保険料で1億2,615万6,000円、第4款
国庫支出金で3億1,495万円、第6款前期高齢者交付金で6億3,259万7,000円、第8款共同事業交付金で6億5,020万8,000円の減額。第10款繰入金で1億9,053万4,000円の増額。第11款繰越金で3億6,095万7,000円の増額。 歳出におきまして、第2款保険給付費で9億7,682万2,000円、第3款後期高齢者支援金等で1億3,383万3,000円、第6款介護納付金で2億2,171万8,000円の減額。第10款諸支出金では、平成26年度分の国庫負担金等返還金の追加等で1億8,126万6,000円の増額をするものでございます。 次に、議案第16号平成27年度八千代市介護保険事業
特別会計補正予算(第3号)につきましては、第1条歳入歳出予算の補正において、歳入歳出それぞれ1,600万5,000円を減額し、総額を105億4,958万7,000円とするものでございます。 内容といたしましては、介護予防施策事業等の減額に伴い、歳入において、第3款
国庫支出金で146万6,000円、第4款支払基金交付金で164万1,000円、第5款県支出金で73万3,000円、第7款繰入金で1,216万5,000円の減額。 歳出におきまして、第1款総務費で1,143万2,000円の減額。第4款地域支援事業費で586万円の減額をするものでございます。 次に、議案第17号平成27年度八千代市
水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、第2条資本的収入及び支出の補正において、資本的収入では、石綿セメント管更新事業債で4億円の減額。資本的支出では、過年度収入損失で126万円の追加をするものでございます。 第3条企業債の補正におきましては、石綿セメント管更新事業債の限度額の変更をするものでございます。 次に、議案第18号平成27年度八千代市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、第3条資本的収入及び支出の補正において、資本的収入では、公共下水道建設事業債で4,120万円の減額。資本的支出では、雨水管渠整備事業で4,132万1,000円の減額をするものでございます。 第4条企業債の補正におきましては、公共下水道建設事業債の限度額の変更をするものでございます。 続きまして、平成28年度八千代市予算について説明を申し上げます。 議案第19号平成28年度八千代市
一般会計予算につきましては、予算規模は559億9,000万円で、保育園及び
学童保育所の
待機児童対策、
臨時福祉給付金等給付事業、可燃ごみの
外部処理業務委託などで増となったものの、
小中学校耐震改修計画の終了に伴い、前年度比8,082万4,000円、0.1%の減となっております。 第1条歳入歳出予算につきまして、その主な内容について申し上げます。 まず、歳入予算におきまして、第1款市税では、
市民税個人分、
固定資産税等の増により、前年度比5億7,517万9,000円、2.1%増の275億1,059万1,000円を計上。 第6款
地方消費税交付金では、前年度比3億1,806万6,000円増の29億1,400万円、第11款
地方交付税は、前年度比2億8,595万9,000円増の17億200万円を計上。 第13款分担金及び負担金では、保育園児童運営費負担金、
西八千代北部特定土地区画整理事業負担金等で、前年度比2億779万6,000円減の7億9,111万8,000円、第14款使用料及び手数料では、道路占用料や一般廃棄物処理等手数料等で14億7,350万6,000円を計上。 第15款
国庫支出金では、児童手当負担金、生活保護費負担金、年金生活者等支援
臨時福祉給付金給付事業費補助金、循環型社会形成推進交付金等で、前年度比4億3,164万1,000円増の89億7,190万1,000円、第16款県支出金では、障害者自立支援給付費負担金、児童手当負担金等で33億8,954万円を計上。 第19款繰入金では、
財政調整基金繰入金等で、前年度比2億2,168万1,000円減の11億4,647万4,000円、第20款繰越金5億円、第21款諸収入では、給食センター給食費収入等で15億3,226万3,000円を計上。 第22款市債では、
東葉高速鉄道出資債、
焼却炉施設整備事業債、
臨時財政対策債等で、前年度比13億2,480万円、22.3%減の46億2,790万円を計上しております。 次に、歳出の主な内容について申し上げます。 まず、第1款議会費では、議会運営に要する経費といたしまして3億9,073万2,000円を計上。 第2款総務費では、基幹情報システム管理事業、
東葉高速鉄道支援事業等で、前年度比2億9,265万7,000円、4.5%減の62億2,076万8,000円を計上。 第3款民生費では、障害者自立支援事業、児童手当支給事業、民間保育園運営事業、生活保護事業等で、前年度比9億9,123万4,000円、4.6%増の226億2,339万8,000円を計上。 第4款衛生費では、地域医療対策事業、成人保健事業、
焼却炉施設基幹的設備改良事業等で、前年度比23億2,810万1,000円、34.2%増の91億3,654万2,000円を計上。 第6款農林水産業費では、農業の郷
運営管理事業、畜産振興事業等で3億1,541万8,000円を計上。 第7款商工費では、中小企業資金融資事業、観光推進事業等で4億8,395万8,000円を計上。 第8款土木費では、道路橋梁補修事業、放置自転車等対策事業、街路建設事業、都市公園管理事業等で、前年度比4億1,285万2,000円、18.6%増の26億3,337万2,000円を計上。 第9款消防費では、指令管理事業、水利整備事業等で19億8,063万4,000円を計上。 第10款教育費では、小・中学校管理及び施設整備事業、幼稚園教育総務事業、文化施設
運営管理事業、給食センター業務事業等で、前年度比36億460万8,000円、35.4%減の65億7,954万3,000円を計上。 第11款公債費では、前年度比1億452万2,000円、1.9%減の54億992万6,000円を計上。 第12款諸支出金では、市債管理基金積立金等で1億604万円を計上いたしております。 次に、第2条債務負担行為におきましては、広報やちよ編集・印刷業務委託ほか2件について、期間及び限度額を設定するものでございます。 第3条地方債におきましては、
東葉高速鉄道出資債ほか9件について、限度額及び起債の方法等を定めるものでございます。 第4条一時借入金につきましては、借り入れの最高額を30億円とするものでございます。 以上で
一般会計予算の概要説明を終わります。 引き続き、
特別会計予算について説明申し上げます。 議案第20号平成28年度八千代市
国民健康保険事業特別会計予算につきましては、被保険者数を4万4,813人と見込み、予算規模223億9,496万円、前年度比10億6,119万5,000円、4.5%の減となっております。 歳入の主なものは、第1款国民健康保険料44億4,147万4,000円、第4款
国庫支出金34億4,064万9,000円、第6款前期高齢者交付金65億2,399万3,000円、第8款共同事業交付金51億4,106万9,000円等を計上。 また、歳出では、第2款保険給付費137億3,728万3,000円、第3款後期高齢者支援金等26億4,720万8,000円、第7款共同事業拠出金46億7,943万円等を計上いたしております。 次に、議案第21号平成28年度八千代市介護保険事業
特別会計予算につきましては、要介護・要支援認定者数を6,950人と見込み、予算規模107億1,040万8,000円、前年度比2億1,849万9,000円、2.1%の増となっております。 歳入の主なものは、第1款介護保険料27億2,997万9,000円、第3款
国庫支出金20億9,264万7,000円、第4款支払基金交付金28億1,476万2,000円等を計上。 歳出では、第2款保険給付費99億9,974万円、第4款地域支援事業費2億2,264万9,000円等を計上いたしております。 次に、議案第22号平成28年度八千代市墓地事業
特別会計予算につきましては、市営霊園
運営管理経費等を計上し、予算規模5,241万1,000円で、平成27年度に行った長期債元金繰り上げ償還に伴う公債費の減額により、前年度比2億9,948万3,000円、85.1%の減となっております。 歳入の主なものは、第1款使用料及び手数料2,042万6,000円、第3款繰入金3,137万5,000円等を計上し、歳出では、第1款総務費2,131万9,000円、第2款公債費1,507万4,000円等を計上いたしております。 次に、議案第23号平成28年度八千代市後期高齢者医療
特別会計予算につきましては、被保険者数を2万1,591人と見込み、予算規模20億622万4,000円、前年度比1億4,751万4,000円、7.9%の増となっております。 歳入の主なものは、第1款後期高齢者医療保険料16億8,525万円、第3款繰入金3億1,716万7,000円等を計上し、歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金19億3,975万3,000円等を計上いたしております。 続きまして、
公営企業会計予算について説明申し上げます。 議案第24
号八千代市
水道事業会計に係る
利益積立金の目的外使用についてにつきましては、次の議案第25号平成28年度八千代市
水道事業会計予算に関連するものとなりますが、欠損金を補填するために
利益積立金として確保している資金の有効活用を図るため、
利益積立金の15億円を企業債償還金の財源として目的外使用することについて、地方公営企業法施行令第24条第2項の規定により議会の議決を求めたいとするものでございます。 次に、議案第25号平成28年度八千代市
水道事業会計予算につきましては、第2条業務の予定量として、給水件数を8万6,500件、年間総給水量を1,865万4,400立方メートル、一日平均給水量を5万1,100立方メートルとし、主要な建設改良事業として、配水管等布設5,124メートル、石綿セメント管更新1万4,891メートルを予定しております。 第3条収益的収入及び支出の予定額は、水道事業収益39億7,363万6,000円、水道事業費用35億7,165万円を計上。 第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入13億7,696万4,000円、資本的支出30億5,877万5,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額については、
利益積立金の目的外使用額及び過年度分・当年度分損益勘定留保資金等で補填するものとしております。 第5条債務負担行為では、検定満了メータ取替業務委託について、期間及び限度額を設定。 第6条企業債では、石綿セメント管更新事業債について、限度額及び企業債の方法等を設定するものでございます。 議案第26号平成28年度八千代市
公共下水道事業会計予算につきましては、第2条業務の予定量として、処理区域内人口を17万9,300人、水洗化人口を17万7,900人、年間総処理水量を2,071万6,600立方メートル、一日平均処理量を5万6,800立方メートル、年間有収水量を1,700万1,700立方メートルとし、主要な建設改良事業として、汚水にかかわるものでは、汚水管布設576メートル、及び管路調査6,100メートルを予定。また、雨水にかかわるものとして、八千代1号幹線溢水対策
実施設計を予定しております。 第3条収益的収入及び支出の予定額は、下水道事業収益35億3,680万7,000円、下水道事業費用35億4,036万5,000円を計上。 第4条資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入4億8,275万9,000円、資本的支出12億7,064万2,000円を計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額については、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金等で補填するものとしております。 第5条債務負担行為では、ポンプ場施設維持管理業務委託について、期間及び限度額を設定。 第6条企業債では、公共下水道建設事業債について、限度額及び起債の方法等を設定。 第7条一時借入金では、限度額を5億円とするものでございます。 次に、諮問第1号につきましては、人権擁護委員の推薦について意見を求めるものでございます。 現在、1名欠員となっておりますため、新たに三橋洋子氏を人権擁護委員として推薦いたしたいとするものでございます。 三橋氏は、昭和51年3月に千葉敬愛短期大学初等教育科を御卒業後、昭和51年4月から現在まで教育行政に従事され、その間、村上北小学校校長、千葉県教育庁葛南教育事務所主席指導主事、萱田南小学校校長等を歴任されております。このように、本市の行政に深い御理解と御協力をいただいております三橋氏に人権擁護委員をお願いいたしたいとするものでございます。 以上、提案いたしました案件について説明を申し上げましたが、とりわけ平成28年度
一般会計当初予算案におきましては、基金の状況に記されておりますように、財政調整基金の残高が、今回の補正予算の影響等もございまして、次年度に入ってからの決算剰余金の半額の5億円を新規に積み立てることも勘案いたしますと、来年度末の財政調整基金残高が約17億円と見込んでいるところでございまして、当初
予算編成時点での財政調整基金の残高としては、ここ数年、あるいは十数年の中でも比較的高い金額となっております。 しかしながら、
財政運営の
基本的計画の末尾に掲載をいたしました関東地方の人口15万人から25万人の類似団体の中で、財政調整基金残高が17億円にいってもワースト2位の順位に変更がないと見込まれることから、今回の状況にあっても油断のできない状況となっているものと思っております。新年度当初予算案につきましては、そうした油断は禁物という状況であることをぜひとも御認識の上、慎重御審議賜るようお願いを申し上げます。 引き続き、諸般の行政報告について申し上げます。 初めに、「ニューリバーロードレースin八千代」について報告いたします。 今回で18回目となる大会を昨年12月13日に開催し、10マイルの部、10キロメートルの部、5.1キロメートルの部、2.6キロメートル小学生の部、親子ファンランの部、身体障害者の部に、全国各地からエントリーしていただいた合計5,039人の参加があり、平成25年度の第16回大会に次いで過去2番目の参加人数となりました。また、ゲストランナーとして気象予報士の平井信行さんをお迎えいたしました。 企画・運営は主催の実行委員会が行い、本市は共催として協力・支援を行っております。実行委員、各種協力スタッフ、市関係協力スタッフに加え、市内小・中・高等学校、市内大学及び八千代リハビリテーション学院の学生等のボランティアも含め、800人を超える方々に御協力をいただきました。御協力いただきました関係者の皆様には心より感謝を申し上げます。 コースにつきまして、今大会から、一昨年9月に完成しておりました八千代市総合グラウンドをフィニッシュ地点としており、スタート地点の市民会館前から、ゆりのき通り、城橋、その先の田園地帯、新川の遊歩道を抜けてフィニッシュとしたことで、都市と自然が共存した八千代市の景観を楽しむことができるもので、参加者には、「ニッポン全国鍋グランプリ2015」で優勝した街づくり市民の会が源右衛門鍋でつくる豚汁が振る舞われました。 また、前回大会でレース中に参加者が一時心肺停止になる事態が起きたこと等から、今大会では医療救護体制を見直し、コース上にAEDを所持した救急救命士による自転車部隊を3隊配置することで、参加者の方がより安全・安心に大会に参加できるようにいたしました。 市民の体力と健康の増進を図るとともに、本市を大きくPRする機会として、今後も実行委員会とともに継続して開催していきたいと考えております。 次に、「コミュニティワールドカップサッカーin八千代」について報告いたします。 サッカーの試合を通じて技術の向上及び国際理解を深めることを目的に、昨年12月23日から4日間の日程で、八千代市総合グラウンドほか全5会場で開催されたこの大会は、今回で25回目を迎え、大韓民国から1チーム、県外各地から7チーム、県内から市内3チームを含めた8チームの合計16チーム、300人以上の選手が参加しました。 東日本大震災の記憶を風化させないよう、そして被災地の現状を知り、
仲間として一緒に考える機会とするため、今回も被災地である福島県いわき市からチームを招待いたしました。また、大韓民国から、仁川広域市選抜チームが参加し、国内各地から集まった強豪チームと白熱した好ゲームが展開されました。 25周年を迎える今大会は、外務省の進める日韓国交正常化50周年記念事業の一つに位置づけられており、大会終了後に、日韓中学生による「スポーツを通した日韓交流~『共に開こう新たな未来を』~」をテーマに記念ディスカッションを行いました。スポーツだけでなく、趣味や食についての会話にお互い新たな発見があり、大いに盛り上がっていました。 次に、八千代市成人式について報告いたします。 成人の日の前日に当たる1月10日、市民会館において、二十になった青年たちが将来に向かって人生を強く生きるよう励まし、祝福するため、成人式を開催いたしました。 ことしの対象者は、男性971名、女性937名の合計1,908名で、当日の出席者は、男性653名、女性627名の合計1,280名、出席率は67.1%となり、多くの輝かしい新成人を祝福することができました。 成人式の運営につきまして、市民、青少年育成団体等からのボランティア、八千代市身体障害者福祉会の手話通訳、着つけサークル「藤波会」による着つけ直し、八千代市茶道連盟のお茶席サービス、京成バラ園芸株式会社による花苗の提供など、団体や企業の御協力を得た市民参加型となっております。また、新成人向けに、飲食店などで利用できる八千代市成人式特別クーポンを配付いたしました。 成人式は2部構成で実施し、オープニングセレモニーでは和太鼓集団「琉翔」による力強い演奏が行われました。 第1部の式典は厳粛な雰囲気の中で行われ、新成人代表の言葉をもって滞りなく終了いたしました。第2部の記念行事は、新成人6名のプロジェクトメンバーが、八千代市青年フォーラムのサポートのもと、リーダーを中心に企画運営会議と作業を重ね、アトラクションの運営及び会場内でのさまざまな展示を行いました。 次に、東京電力株式会社からの損害賠償金について報告いたします。 平成26年度に発生した水道事業に係る放射性物質検査業務等で要した費用として45万2,964円が昨年12月7日に、また廃棄物処理施設における焼却灰等の副次産物の保管・処分に係る追加的費用として160万6,716円が昨年12月10日にそれぞれ支払われました。この結果、これまでに東京電力株式会社から支払われた賠償金の総額は2,889万5,348円となっております。 今後も支払いのされていない分を含め、損害の賠償につきまして適切に対応してまいります。 次に、八千代こども親善大使のバンコク訪問について報告いたします。 総勢15名の八千代こども親善大使一行が、本年1月20日から27日までの7泊8日の日程で、タイ王国バンコク都を訪問いたしました。 こども親善大使10名は、市内の小学5年生と中学2年生を対象に実施した国際平和作文コンクールの応募者3,530名の中から選ばれた小学5年生6名と中学2年生4名でございました。 訪問は今回で27回目となり、訪れる先々で盛大な歓迎を受けました。訪問団一行は、2日目にバンコク首都圏庁を訪れ、知事並びに議長を表敬訪問いたしました。3日目にワット・ランブーン学校を訪問した際には、授業体験を通して、バンコク都の小・中学生と親睦を深めました。また、事前研修で準備をしてきた八千代ふるさと音頭や日本の遊びを紹介し、日本の文化を伝えてまいりました。 3泊4日のホームステイでは、家族の一員として迎えられ、タイの生活に触れる貴重な体験をすることができました。 滞在最終日にはさよならパーティーが催され、親善大使はお世話になったホストファミリーやバンコク都職員の方々に感謝の気持ちを込めて歌を披露し、互いに別れを惜しみました。 親善大使一行は全ての日程を終え、1月27日に無事帰国いたしました。 次に、高津東調整池内の放射性物質汚染汚泥の保管について御報告いたします。 調整池内にて保管しております調整池汚泥の処理につきまして、平成27年第4回定例会で報告させていただきましたが、8,000ベクレルを超える調整池汚泥38袋に関し、環境省の指導を受けながら指定廃棄物ガイドラインに沿った新たな保管場所の選定の調整を行ってまいりました。 その結果、清掃センター内既存の側溝汚泥一時保管場所に一括保管することで協議が調ったことから、本年3月末をめどに移動することといたしました。 現在、環境省と必要な手続を進めており、この調整池汚泥につきましては、指定廃棄物の指定を受け、安全かつ適正に保管してまいります。 以上、諸般の行政報告等について申し上げましたが、提案申し上げました案件の詳細につきましては、私を初め担当部局長より説明申し上げますので、慎重御審議の上、御議決を賜りますようお願いを申し上げます。
○
嵐芳隆議長 以上で市長の
提案理由の説明を終わります。
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△休会の件